風の星
おだっち

風はただ涼しくなるためだけじゃなくて、例えばシャボン玉を飛ばしたり、風船を浮かせたりといろいろなことに使えるよ。みんなならどう使う?

[小田一平/おだ・いっぺい]1981年生まれ。パナソニック株式会社空質空調社クリエイティブセンター所属。入社後はR&D部門で化学、流体力学を学び国内家電、北米換気扇の開発や創風機Qなどの新機軸商品を企画からプロトタイピングまで行い商品化に貢献。2017年から社内ベンチャーに出向し、商品立ち上げを一から学んだ後、2019年からデザイン部門でデザインエンジニアとして新規事業検討に参画。

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おだっちのウワサ

ウワサ

【実は風の名前は多い】
目には見えない風だが、私たちは風といっしょに生きている。風にはさまざまな性質があり、人はそんな風にさまざまな影響を受けている。形や強さ、温度や湿度。日本人は昔から四季の移ろいが生み出す微細な変化に五感を澄ませながら楽しんで生きてきてきたこともあり、実は風の名前だけで2000種類以上あると言われている。

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【扇風機と自然の風の違い】
家の中で一番馴染みのある風と言えば扇風機の風。扇風機の風と自然の風は同じなのか。風は目に見えないので同じように思うが、調べてみるとだいぶ違う。扇風機の風にはバサバサと感じるとても早い風の強弱が含まれているが、自然の風にはそれがなく滑らかだ。もう一つの自然の風の特徴は滑らかな風がゆっくりと不規則に強くなったり、弱くなったりしてゆらいでいる。これを1/fゆらぎといい、蝋燭の炎のゆらぎや小川のせせらぎなどにも同じ1/fゆらぎがある。ゆらぎのない自然はないため、人は本能的にゆらぎに心地よさを感じると言われている。

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【自然に近い風をつくる】
僕の設計している創風機は扇風機とは違い、とても自然の風に近い風を生み出す。扇風機にあるプロペラも見えなくしているので、どこから風が吹いてるかもわからず、自然の風が流れているように感じる。扇風機の風と創風機の風を浴びて比べてみると、扇風機の風を長く浴びると風の刺激をストレスと感じてしまうが、創風機ではストレスと感じにくいことがわかっている。つまり自然の風と同じように疲れにくい風なのだ。

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【「ととのう」ことに夢中】
最近サウナで「ととのう」ことが流行っているが、「ととのう」ためにはサウナで体を温めて、水風呂で冷やし、外気浴で横になって休憩することが必要。この外気浴ですが、日本の四季は夏と冬の気候が厳しいので「ととのう」に適した環境が意外に少ないことがわかっている。また室内だと無風なので自然な感じがせず、少し物足りない。この外気浴の代わりに創風機が使えるのではないかと、最近はサウナ用の「ととのう風」を開発している。実際に心拍数を計測してみると、「ととのう風」があった方が「ととのう」効果が高くなるという結果も出ている。

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【風の可能性】
目に見えない風が、人の体にも効果があることがわかってきている。温湿度、香りなど他の要素も入れたらもっといろんな効果を生み出せる可能性がある。

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【風を活用する】
風はただ涼しくなるためだけじゃなくて、例えばシャボン玉を飛ばしたり、風船を浮かせたりといろいろなことに使える。

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【創風機のきっかけ】
30歳ごろのこと。それまではファンの構造などを研究し省エネや低騒音化などに取り組んでいたが、ファンそのものではなく生み出される風に着目してどんなことができるかを考えるようになった。ちょうど子どもが生まれる前だったので、子どもが遊んでも危なくなく、楽しそうな送風機を自分の持っている知識から最も合理的な形状で作り出したのが創風機Q。一見奇抜なカタチに見えるが、これが安全で最も効率よく風を生むカタチ。その後も屋内にも外のように自然の風が流れているような開放感を作り出すことに挑戦したのがReboot Space、コロナ対策にも風の流れで対抗したものをAIR HUB TOKYOで検証したりとニーズに合わせて風の挑戦を続けている。

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【テニスが趣味】
趣味は大学の頃からやっているテニス。最近は子どももだいぶ上手くなってきたので、負けないように週一くらいで楽しんでいる。

ウワサ

【新しいことを考えるのが得意】
特技は新しいことを考えること。例えば日本酒の新しい楽しみ方として樽酒の木の香りを簡単に体験できる酒器をANA wonderFLYのコンペに若手デザイナーと応募してファイナリストに選出された。

終了したイベント

ムッチュー人LIVE|風の星のおだっちに会いにいこう!
ムッチュー人図鑑

4月からリニューアルしたから見ていってなー

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