kinariの星
しんしん
エコな社会ってどんな社会だと思う?ゴミを少なくしたり、使い終わったものをリサイクルしたり、エネルギーや資源をムダにしない社会のことだよ。それに空気の中の「温室効果ガス」を減らして、地球がどんどん暑くならないようにすることも大事なんだ。そんな問題を、もしかしたら解決できるかもしれない、新しい材料が「kinari(きなり)」!ぼくは、この「kinari」を作っている人で、「kinari開発のムッチュー人」なんだ。
[林しん/はやし・しん]1991年生まれ33歳。岐阜県出身。しんという名前の由来は森。大学~大学院では森林科学を専攻。家族は妻と子供2人(3歳、0歳)。
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しんしんのウワサ
【kinariはステキな素材】
kinariは主に木材由来の植物繊維(セルロース)を最大85%含む植物ベースのサスティナブルな素材。従来のプラスチックとほぼ同等の性能・汎用性を有すため、身の回りのプラスチック製品へ展開できる。石油由来樹脂の使用量削減を通して、持続可能な社会を実現する可能性を秘めたステキな素材。
【葉緑体のはじまり】
葉緑体の起源は、元をたどればシアノバクテリアという、光合成をする微生物の一種であることが知られている。シアノバクテリアが10~20億年前くらいに、植物の祖先の細胞の中に入り込んで共生して、その後、葉緑体に変化した。シアノバクテリアが葉緑体に進化した仕組みを知りたいと考えている。植物は地球上で最も繁栄した生物のひとつで、植物の誕生の秘密を知ることは、きっと世の中の役に立つ。そのひとつがノビテクだ。
【カーボンニュートラルの実現】
また、kinariはこれまで捨てられていた植物廃材を原料にすることができる。これまでは多くがゴミとして燃やされ、大気中のCO2にしかならなかった廃棄物が、引き続きkinari(材料)として再利用されることで炭素を固定し、大気中への炭素放出を抑制し、カーボンニュートラルの実現に繋がる。
【問題解決の可能性】
エコな社会とはどういったものだろう。ゴミを減らしたり、リサイクルしたりする社会、もしくはエネルギーや資源を無駄にしない社会、あるいは大気中の温室効果ガスを減らして地球温暖化を食い止められる社会かもしれない。もしも、これらの問題を解決できる可能性を秘めた夢のある新素材を「kinari」と呼ぶ。
【森を守りたいきっかけ】
生まれは岐阜の山奥。よく野山を駆けずり回って遊んでおり、山や森は身近な存在だった。10歳ごろから地球温暖化問題・森林破壊問題を耳にして怖くなり、将来はこれらの問題に貢献出来たらいいなあとぼんやり考えていた。高校生の時にこれらの問題解決には木材利用が重要ということを知り、しんという名前の由来も森からきていることもあり、農学部森林科学科に興味が湧いて進学。大学生の時にセルロース複合樹脂のことを知って面白いと感じる。Panasonicへ入社以降、木材知識を生かし、内装建材(特に木質床材)の技術開発に従事。そんな中、社内で大学院生時に興味のあったセルロース複合樹脂開発が立ち上がったことを知り、異動して今に至る。
【さまざまな趣味を持つ】
趣味は登山、スノーボード、ゴルフ、仕事と似た工程を経る料理(パン・ピザ生地作り、圧力鍋での煮物)
【木の種類がわかる】
特技は家具や建材の表面化粧材判定。印刷シートか木材(突板)かは、見たらわかる。また、その樹種判定もできる。
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